あなたは、趣味の一環として楽しんでいるヨガを、仕事に結び付けたいと考えていませんか?好きなことを仕事にできるのは理想のライフスタイルですよね。
ヨガインストラクターの資格を取得することは、ヨガを趣味から仕事へと転換するための有益な方法です。

ヨガインストラクターの資格取得の費用や、働く場所ってどんなところがあるのかな?
ヨガインストラクターの資格を取得し、インストラクターとして第一線で働いている私が、ヨガインストラクターの資格の種類や取得の流れ、費用について経験を踏まえて詳しく解説します。
ヨガインストラクターの資格取得後の就職先や給与などもご紹介するので、参考にしてくださいね。
ヨガインストラクターの資格を取得する流れ


ヨガインストラクターの資格を取得する流れとして3つの方法があります。
ヨガインストラクターは無資格でも教えることができます。しかし、ヨガは身体に負荷がかかるため、生徒さんが身体を痛めないようにしないといけませんし、呼吸法も重要です。
あなたがヨガインストラクター養成スクールなどで、しっかり学んでからインストラクターになることが、あなたの自信にもつながると思いますよ。
養成スクールなどで、目標にできるようなヨガインストラクターに巡り合う可能性もあるでしょう。
ヨガスタジオの養成講座に通う、ヨガインストラクター専門養成スクールに通う、ヨガインストラクターの資格取得の通信講座を利用する方法です。
- ヨガスタジオの養成講座
- ヨガインストラクター専門養成スクール
- 通信講座
<ヨガスタジオの養成講座>
ヨガスタジオの中には、ヨガインストラクター養成コースが用意されているところがあります。コースを修了すると資格を取得できるシステムとなっており、最短日数の簡単なアシスタント程度の資格を手っ取り早く取得できます。認定資格の種類によって、受講時間数も大幅に変わってきます。
<ヨガインストラクター専門養成スクール>
ヨガインストラクターに必要な専門知識が学べ、資格を取得できるのが専門養成スクールです。
カリキュラムもしっかりしており、資格取得へ向けた集中的なレッスンが受けられます。
カリキュラムを修了し、試験に合格すると資格が取得できます。
<通信講座>
通信講座は、テキストやDVD、オンラインレッスンなどでヨガインストラクターの資格取得に必要な知識や技術を習得します。
講座を修了すると、資格が取得できます。通信講座で技術面を学ぶのは難しいため、一定日数の実習が設けられている講座もあります。
養成スクールに通うのが難しい場合み便利な勉強方法でしょう。しかし、あなたがヨガ指導者になる場合は、ヨガスクールで直接指導を受けて学ぶ方が良いと言えるでしょう。



技術を学ぶには通信講座よりも通学で学ぶ方がいいですよ。
ヨガインストラクター資格取得の養成スクールの選び方3つのポイント
ヨガインストラクターの資格取得の養成スクールを選ぶ際には、基準とすべき3つのポイントがあります。
<欲しいヨガインストラクターの資格を取得する>
養成スクールによって、取得できるヨガインストラクターの資格は異なります。
そのため、あなたが欲しい資格を取得できるかどうか、事前に確認する必要があります。
<就職のサポート>
ヨガインストラクターの資格を取得したからといって、すぐに仕事が見つかるわけではありません。
インストラクターを目指し資格を取得するなら、就職先が見つからなければ宝の持ち腐れです。就職サポートがしっかりしているスクールを選ぶのが賢明です。
<通いやすい場所・スケジュール>
どんなに実績が高くカリキュラムの良いスクールであっても、通いにくい場所・スケジュールでは途中で挫折してしまうこともあります。
アクセスが良くてケジュール的にも通いやすいスクールを選ぶのが基本です。
ヨガインストラクターの資格を在宅で取得できる、おすすめの通信講座を関連サイトにまとめているので、併せてご覧くださいね。


ヨガインストラクターの認定資格4選


国内で取得できるヨガインストラクターの資格は4種類あります。



ヨガインストラクターの資格の種類を詳しくご紹介しますね。
- 全米ヨガアライアンス認定資格
- インド政府認定資格
- 日本国内ヨガグループ認定資格
- 個人ヨガスクール認定資格
<全米ヨガアライアンス認定資格>
世界レベルのヨガインストラクターの資格で、全米ヨガアライアンスに加盟・認定されているスクールで取得できます。
200時間のトレーニングを完了して取得できるRYT200、500時間のトレーニングを完了して取得できるRYT500などの資格があります。
<インド政府認定資格>
ヨガの本場であるインド政府認定の資格で、インド品質委員会(QCI)とヨガ認定評議会(YCB)が実施しています。
レベル1から4まであり、ヨガインストラクターの資格の中でも難易度が高く権威があります。
<日本国内ヨガグループ認定資格>
日本ヨガインストラクター協会(JYIA)や日本ハッピーライフ協会(JAHA)など、様々な団体が独自に認定している資格です。
インストラクターの資格ではあるものの、国際的に通用するレベルの資格ではありません。
<個人ヨガスクール認定資格>
個人ヨガスクール認定資格は、アシュタンガヨガ、ビクラムヨガなど、特殊な流派のヨガに特化した資格となります。
傾倒するスタイルがあったり、特定のスタジオで働きたかったりする場合に有効な資格です。



ヨガインストラクターの資格にも色々あるのね。
ヨガインストラクターの資格の難易度は種類で変わる
ヨガインストラクターの資格取得の難易度は、資格の種類によって異なります。
国内でのみ効力のある全日本ヨガ協会認定資格や個人ヨガスクール認定資格よりも、国際的に権威のある全米ヨガアライアンス認定資格やインド政府認定資格のほうが難易度が高い傾向です。
<全米ヨガアライアンス認定資格>
RYT200は200時間の講座を受ければ比較的簡単に取得でき難易度は低くなりますが、RYT500は受講資格もあるため難易度が高くなります。
RYT200の取得が受講の必須条件で、ヨガインストラクターの上級資格です。合格者は全国で200名ほどと少なく、難易度の高い資格です。
<インド政府認定資格>
インド政府認定資格試験は、筆記試験と実技試験に合格した後、さらに論文を提出して取得できます。
インドでも難関とされている資格であるため、日本人にはさらに難易度の高い資格となります。
取得すると、ヨガインストラクターとしての箔がつき就職にも有利な資格でもあります。
同じヨガインストラクターの資格を取得するのに、受講先によって費用が高額だったり安かったりします。費用の違いについては関連サイトで詳しく説明しているので見て下さいね。


ヨガインストラクターの資格取得までの期間


ヨガインストラクターの資格取得までの期間は、資格の種類によって異なり、4種類のヨガインストラクターの資格取得までの期間の目安は、次のようになります。
- 全米ヨガアライアンス認定資格
- インド政府認定資格
- 全日本ヨガ協会認定資格
- 個人ヨガスクール認定資格
<全米ヨガアライアンス認定資格>
スクールに通い取得するコース、オンラインでライブクラスに参加するコース、海外での短期集中コースがあり、資格取得までの期間の目安は26日~1年ほどです。
<インド政府認定資格>
インドの養成機関に留学するか、日本国内で認定されている養成機関に通い、取得までに1年ほどかかるのが目安です。
資格取得後の有効期間が3年なので、3年ごとに更新しなければなりません。
<全日本ヨガ協会認定資格>
認定資格を発行するスクールに通い取得するのが一般的で、取得までにかかる期間の目安は2週間から30日ほどとなります。
<個人ヨガスクール認定資格>
個人ヨガスクール認定資格は、それぞれのスクールによって取得までにかかる期間が異なりますが、1ヶ月~3ヶ月が目安です。
ヨガインストラクター資格取得費用は15万~40万円が相場
ヨガインストラクターの資格取得にかかる費用はスクールによって異なりますが、15万円~40万円が相場です。
特に、RYT200やRYT500のように、長時間の講習を受けるタイプのものは、費用が高くつく傾向があります。
スクールのロケーションによっては交通費もかかるため、余裕を持って見積もっておく必要があります。
また、ヨガインストラクター資格取得のための養成スクールを選ぶ時は、料金の安さで選ぶのは得策ではありません。
安い料金で取得できたとしても、認知度の低い資格では就職時のアドバンテージにはなりません。講座費用が安くても、受けられる講義の回数が少なければ1レッスン当たりの費用も割高です。
費用の比較をする場合は、「費用÷講座回数」で計算し、1レッスン当たりの費用を算出するのがおすすめです。
本当の意味で、コストパフォーマンスの良いスクールを見つけることができます。
相場から逸脱した費用のスクールも、避けるのが無難です。
ヨガインストラクターの資格を取得するメリットは3つある
ヨガインストラクターの資格を取得することで、得られるメリットは3つあります。
- ヨガインストラクターとして就職するのに有利
- 自信を持って指導できる
- 生徒から信頼される
ヨガインストラクターの資格を取得することで得られるメリットをそれぞれ紹介していますね。
<ヨガインストラクターとして就職するのに有利>
ヨガインストラクターは無資格でもなることができますが、インストラクター希望者の増加と共に就職が難しくなってきています。
ヨガインストラクターの資格を取得すると、無資格の人との差別化を図れます。そのため、就職を有利に進められるというメリットがあります。
<自信を持って指導できる>
ヨガインストラクターの資格を取得するには、講座を受けてヨガのメソッドや倫理観、実技などを学ぶとともに、ティーチングの指導も受けます。
言葉遣いや立ち振る舞いなどが身についているので、生徒に自信を持って指導できます。
<生徒から信頼される>
生徒目線で考えると、無資格のインストラクターよりも資格のあるインストラクターの指導を受けたいものです。
ヨガインストラクターの資格を取得していると、生徒からの信頼度も高まります。



自信がないと教えることはできないですよね。
ヨガインストラクターの資格を取得すると、得られるメリットがたくさんありますね。
ヨガインストラクターの資格を安く取得できるポイントを関連サイトにまとめています。


ヨガインストラクターの資格取得後の働き方や収入


ヨガインストラクターの資格を取得後は、就職したりヨガスクールを開講したりすることができます。
- ヨガスタジオ
- スポーツジム
- カルチャースクール
- ヨガスクールを開講
<ヨガスタジオ>
ヨガスタジオはヨガ専門のスタジオであるため、ヨガインストラクターの需要が高い職場です。
正社員として就職したり、フリーランスとしてレッスンを行ったりする働き方があります。
<スポーツジム>
スポーツジムの多くはヨガのグループレッスンを行っているので、ヨガインストラクターが定期的に募集されています。
正社員として就職すると、ヨガ以外の業務を行うこともあります。
<カルチャースクール>
カルチャースクールは、フリーランスのヨガインストラクターの需要が高い場所です。地域の人々が参加するため幅広い年齢層で、ヨガの知識の少ない生徒が多めです。
<ヨガスクールを開講>
ヨガインストラクターの資格を取得すると、就職するだけでなく自宅などでヨガスクールを開講することもできます。
資金は必要になりますが、自分のペースで働くことができるのが利点です。
ヨガインストラクターの働き方もさまざまですね。
ヨガインストラクターの資格を取得した際には、あなたに合った働き方を見つけて下さいね。
ヨガインストラクターの給料は23万~25万円が相場
ヨガインストラクターの正社員の給料相場は、無資格・資格ありに関わらず23万円~25万円です。
無資格のヨガインストラクターと資格ありのヨガインストラクターの給料はどれぐらい違うのか気になるところですが、給料の違いは特にありません。



ヨガインストラクターの資格を取得しても給料には反映しないのね。
スタジオやジムにおいて、ヨガインストラクターの資格に手当がつくケースはほとんどありません。
資格は給料に反映されるというよりは就職に有利になるという側面が大きくなります。
ヨガインストラクターとしての収入アップするには経験を積む
ヨガインストラクターとしての収入をアップするためには、経験を積んでカリスマインストラクターになったり、プライベートレッスンをしたりするのが早道です。
あなた目当てでレッスンに来る生徒が増えるほど、ヨガインストラクターとしての知名度も高くなり、給料アップへつながります。
常に新しいヨガのメソッドを学んだり、指導法を見直したりするなど、コツコツと地道に頑張ることが人気インストラクターへのキャリアパスとなります。
あなたが今他の仕事をしているのなら、ヨガインストラクターの資格取得後は副業から始めてもいいと思います。
就活のポイントをまとめた関連記事があるので、ぜひご覧くださいね。


ヨガインストラクターの仕事内容


ヨガインストラクターは生徒にあったレッスンのプログラムを組まないといけません。若年層が多い場合は上級者向けの内容でも問題はないとおもいますが、中高年になると少し穏やかなレッスン内容が必要になります。
生徒の目的に合ったレッスン内容を提供するようにしましょう。
レッスンでは、インストラクターのあなたがお手本になります。黙々とポーズをとるだけでは、生徒に焦りや恥ずかしさが生まれてあなたのレッスンについてきてくれなくなります。
生徒に対して適宜声掛けを行い、コミュニケーションを取るようにして緊張をほぐすようにしてあげましょう。
あなたのレッスンを受講してくれる生徒が無理なく楽しめるレッスンを提供するようにしましょう。インストラクターとしての信頼度にもつながるでしょう。
その他に、ヨガインストラクターの仕事は働く場所によって変わってきますが、ヨガスタジオなどで働く場合は、事務作業や窓口業務、掃除なども含まれる場合があります。
ヨガスタジオによっては、オリジナルのヨガウェアなど物販販売も行っている場合があます。物販販売のノルマを課せられる場合がありますので、雇用契約を結ぶ前に確認しておく必要があります。
ヨガインストラクターの資格取得に向いている人


ヨガインストラクターの資格を取得するのに向いているのは、まずヨガが好きであることが大前提です。
- ヨガが好きで学び続けたい
- ポジティブな精神を持っている
- 自分を律して体型を維持できる
<ヨガが好きで学び続けたい>
ヨガのインストラクターの資格を取得するうえで、ヨガが好きであることが大前提です。
インストラクターとなり生徒に指導する立場になっても、学びたいという気持ちを持ち続けることが大事です。



向上心がないといけないのね。
あなたにこのような特徴があれば、資格を最大限に活かすことができますよ。
<ポジティブな精神を持っている>
ヨガは体の健康はもちろんですが、精神面の健康も向上させます。
心も体も健康的になるヨガの精神を生徒に指導するためには、インストラクター自身がポジティブな精神を持つ必要があります。
<自分を律して体型を維持できる>
ヨガインストラクターは生徒のお手本となるべき立場なので、生徒が憧れる体型を維持することが大切です。



体系の維持は大切ですよ。
ぽっちゃり体型のインストラクターにヨガを習っても、ダイエットや健康向上に効果があるのか疑問に思われてしまいます。
そのため、ヨガインストラクターの資格を所得する人は、自分を律して体型を維持できることが重要です。
まとめ


- ヨガインストラクターの資格を取得を目指するならスクールに通う
- スクール選びには3つのポイントがある
- ヨガインストラクターの資格は4つの種類に分類される
- 資格取得にかかる期間は資格の種類で異なる
- 難易度の高いヨガインストラクターの資格もある
- ヨガインストラクターの資格取得にかかる費用相場は15万円~40万円
- 取得のメリットとした就職に有利になる
- ヨガインストラクターの4つの就職方法がある
- ヨガインストラクターは無資格・資格有りでも給料に差はない
- ヨガインストラクターの資格取得に向いているのはポジティブな人
ヨガインストラクターの資格を取得するには、スクール選びをしっかり行う必要があります。スクールによって取得できる資格の種類も異なるため、注意が必要です。
また、ヨガインストラクターの資格取得にかかる期間や費用も資格の種類によって違うので、事前にスクールに確認し、ライフスタイルに合わせて選ばなければなりません。
ヨガインストラクターの資格は就職に有利というメリットがありますが、資格なしでも資格有りでも給料に違いはありません。
何よりも、資格取得をする人は、ポジティブな精神を持ち合わせていることが大事ですよ。
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